訓練内容

JBA公認一般警護士訓練

一般警護士訓練では、ボディーガードとして現場で的確な判断と行動を行う為の基礎根幹に焦点をおいています。これを持っていないボディーガードは自分の実行動の評価さえ出来ません。評価出来ないという事は、間違っていても気付けず改善できないという事です。木に例えると根や幹の部分にあたります。知識や技術は花や実の部分であり、この基礎根幹が無ければ運用が出来ないからです。真のボディーガードを養成するには絶対不可欠な部分であるからこそ重点を置きトレーニングしていきます。
当協会は日本のボディーガードとセキュリティーの向上と発展を目的としております。真のボディーガードが育成されることにより目的に一歩一歩と近づいて行くと確信しているからこそビジネストレーニングではなく真のボディーガードトレーニングのご提供にこだわりを持っています。

第一週末 :1日目(講義+実技)
■ボディーガード概論■
・セキュリティーの根幹
・危機管理の役割と責任
・リスクマネジメント概論
・総合危機管理におけるボディーガード
・リスクマネジメントとボディーガード
・ボディーガードの歴史
・日本式警護術とは?
・日本と世界のボディーガード
など

■ボディーガードにおける「基礎根幹」■
・警護源集令
・ボディーガードとは何か?
・ボディーガードの役割と責任
・ボディーガード3代基礎要素
・ボディーガードの構成要素SLTTT
・ボディーガードのプロセス
・警護対象の安全確保とは?
・Pre-ActiveとRe-Active
・「実務」と「実務に至る」事への理解
・特定脅威対象とボディーガード
・警護対象の安全確保でなすべき事とは?
・目的達成に必要な要素
・プロテクションループ
・「零レベル」と「警護対象主導」

■情報収集■
・情報収集の目的
・ボディーガードに必要な情報の種類
・環境と状況
・情報収集の手段と手法
・Principal Interview
・Principal Profileとその観点
・情報管理
・情報の扱い方
・情報分析と情報処理

■脅威評価■
・脅威評価とは?
・脅威評価に必要な要素
・Protective-Advance Workと脅威評価
・risk LevelとActivity Level
・「事件」と「事故」の理解
・「特定脅威対象」と「非特定脅威対象」
・脅威評価の観点
・RiskとCrisis
・Threat assessment
・Protective Security Loop
・環境的脅威評価
・状況的脅威評価
・脅威評価ドリル

■Security Planning■
・アドバンスレポート
・オペレーションプラン
・アドバンスレポートと脅威評価
・オペレーションプランと脅威評価
・プラン作成までのプロセス
・SOPの策定
・ERPの策定
・OPの策定
・AARの重要性
・ファイリングの重要性
・目的・役割の明確化
・基本行動計画と任務中止の要件
・ボディーガードにおける各セッション
・セキュリティ-体制
・人員配置の根拠
・装備品の根拠
・バックアッププランの重要性
・ブリーフィングとアフターアクションレポート

■監視行動■
・監視行動とは?
・監視のタイプと手法
・監視における「絶対要素」
・「監視行動」と「Protective-Escort」
・「監視行動」と「緊急時行動」
・敵が行う「監視行動」
・敵の監視行動においての「敵の脅威評価」とは?
・ボディーガードが行うべき監視行動
・Anti-Surveillance
・Counter-Surveillance
・「Pre-Active」と「Re-Active」
・「環境」の理解と利用
・Surveillance Control


■不審者/不審物■
・不審者/不審物とは?
・「早期発見」と「不審者」
・「早期発見」に必要な要素
・環境による見極め
・原因による見極め
・声かけによる見極め
・事前行動による見極め

■Routine■
・Routineとは?
・Routineに潜む危険性
・Break Routine
・Unbreakable Routine
・Protective Routine Control
・Am-BushとRoutine

■Pre-Active■
・Pre-Activeの目的
・Pre-Activeに必要な3つの要素
・Pre-Activeとボディーガードの基礎根幹、目的、行動の関連性
・実務と「Pre-Active」の組み込み

■緊急時行動■
・緊急時の認識
・緊急時行動の概念
・緊急時における人間の心理
・マインドセット
・緊急時行動の態様
・緊急時行動の目的
・情報伝達と共有
・緊急時から考えられる「ボディーガードと絶対必要要素」
・緊急時から考えられる「ボディーガードと絶対必要要素2」
・緊急時から考えられる「ボディーガードのあるべき環境」
・敵及び襲撃者の「手段、手法」
・Body Cover
・体幹活用
・身体の理解
・「あるべき環境」の理解

第二週末:(実技+講義)■Protective Advance Work■
・Protective Advance Workとは?
・Protective Advance Workの目的
・Pre-Advance Work
・Active-Advance Work
・「円滑」に必要な要素
・Pre-Advance Workの観点
・Pre-Advance Workの手段と手法
・Active-Advance Workの観点
・Active-Advance Workにおける「環境」の理解
・「伝達」の方法と手段

■Protective-Escort■
・エスコートの目的と意味
・エスコートにおける「Pre」と「Re」
・エスコートと「ボディーガードと絶対必要要素」の関連
・監視範囲と「情報収集」
・エスコートにおける「情報」と「脅威」
・アームズリーチ
・Protective Formation
・Protective Security Loop
・Protective Circle Zone
・Protective Access Control
・エスコートから考えられる「ボディーガードに必要な要素」

■Arriving/Departing■
・「A/D」とは?
・「A/D」の危険性
・環境、脅威、情報と「A/D」の関連性
・Vehicleと「A/D」の関連性
・車両による緊急時行動
・車両を利用した緊急時行動

■警護車両■
・警護車両
・警護車両の選定要素
・Security Driving
・車両と徒歩の違い
・Vehicle Check
・Security Drivingにおける「Pre-Active」
・Security Drivingにおける「Re-Active」
・コンボイ
・Urban Driving

第三週末:(講義+実技)■脅威と敵■
・脅威とは何か?
・敵とは何か?
・敵が行う「行動」と「襲撃」までの流れ
・敵の「思考」と「心理」
・危険な「瞬間」と「場所」
・敵の襲撃方法と手段

■E.E.P、E.E.R、E.R.P■
・環境における「緊急時」
・「緊急時」と「Protective Escort」
・E.E.P
・E.E.PとE.E.R
・E.E.RとE.R.P
・専門的知識所有者との連携と必要性
・EFA

■Self-Security■
・パーソナルセキュリティー
・個人防衛の必要性
・自他一体の法則
・優先順位
・「何」を護るためのセルフセキュリティーか?

第四週末:(実技+審査)■実技審査■
など
訓練内容につきましては一部の掲載とさせていただきます。

訓練の日程ついては >>こちら

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